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手作り扇子 [竹細工]

ご無沙汰いたしております。久しぶりにブログ掲載いたします。今回は竹細工で作った扇子をご紹介します。
今年の春に竹細工仲間のKOBUさんから立派な虎竹を貰いました。夏に間に合うよう扇子を作ろうと思って始めたのですが、他のことでもたもたしているうちに夏も終わり秋風が吹く季節になってしまいました。そこで実用扇子ではなく飾り扇子にすることにしました。
これが完成した扇子です。
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竹細工とインドアプレーンの作品合同展示 [竹細工]

今年も田園都市線藤が丘駅近くの藤が丘地区センターでセンター祭りが開催されました。
その一環として、藤が丘インドアプレーンクラブ(FIPC)と藤が丘バンブーウェア(FBW)は、合同で10月27日(日)から11月9日(土)までの2週間作品展示を行いました。すでにKOBUさんのブログでも掲載されており重複しますが、私のほうからも展示の様子をお伝えします。

FIPCは藤が丘地区センターの体育館で月2回ほど模型飛行機を飛ばして楽しんでいます。模型飛行機の重さは、大きさによりますが0.5グラムから3グラム程度です。滞空時間を競います。ここの体育館ではせいぜい10分程度ですが、天井の高い体育館での競技会では15分以上の記録が出ます。

FBWは2年半前にFIPCのKENさんを師匠にして始めた竹細工クラブです。現在9名がそれぞれ好き勝手に目標を決めて竹細工を楽しんでいます。

昨年までは、展示ケースの右半分に飛行機を、左半分に竹細工を並べただけでした。今年は新しくFBWに入会したSさんが展示レイアウトを考えてくれました。そういうセンスのある人が展示すると雰囲気がだいぶ違ってきます。

展示の全体です。飛行機と竹細工は入り混じって展示しています。上下の仕切り棚も単純に横一列に並べるのではなく、違い棚にしました。展示ケースを3つのブロックに分けて、それぞれのブロックを一つのコンセプトで纏めています。
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展示ケースの左側1/3部分の展示です。コンセプトは「夏の思い出」です。海や山へ出かけた時の思い出が詰まっているようなレイアウトです。
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これは竹細工の手提げ籠です。女性に人気があります。左側がSさんの作品で右側がNさんの作品です。いずれも籠の内側は布で巾着袋作りになっており、内容物が飛び出さないようになっています。
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これはKENさんが作った野球帽です。とても風通しが良く、趣味の菜園作りの時には重宝しているそうです。
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これは私が作った六角パネルです。初めは色紙掛けにしようと思いましたが、適当な色紙がないので時計ユニットを付けました。でも針を付けてみると、針の色と竹細工の色がほとんど同じで、ちょっと見ただけでは時計と分かりません。これはこれで逆に面白いかなと思いました。タイトルをつけるとすれば、「控え目な時計」です。それであえて文字盤も付けていません。
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夏休みに遊びに出かけた時に頭上を飛んでいた飛行機のイメージで、IさんとAさんの小型機を配置しました。
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真ん中1/3の部分の展示です。コンセプトは「書斎兼遊び場」です。ところ狭しといろいろなものが並べられていますが、ここの主人は物書きしながら合間に玩具で遊ぶのが好きな人のようです。
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下の段には竹細工の籠やパネルだけでなく、いろいろな玩具や模型飛行機が並んでいます。
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上の段は書斎のイメージです。私の作った写真立てが置かれています。
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書斎の上には、KOBUさんの作ったパネルが吊るされています。パネルにはKOBUさんの名前の一文字が織り込んであり、その下の一輪挿しが一体になっています。
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右1/3の部分のコンセプトは「茶室のイメージ」です。棚の上には3機の模型飛行機が並んでいます。
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竹細工にしては大型の屏風が飾られています。KENさんの大作です。
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これは、Tさんが作った幅50㎝の飛行機です。本体重量が1.3グラム程度で、ゴムを付けても1円玉2枚(2グラム)とバランスしている様子を示しています。
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これは私が作った角胴機です。まだ上手く飛行していませんが、今後改良を目指します。
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模型飛行機にしろ、竹細工にしろ、作り手が思い思いに好きなものを作って楽しんでいます。一つ仕上げると次の構想を練ります。何を作ろうか、あれでもない、これでも不満だと思いながら、あれこれ考えるのはたいへん楽しい時間です。

竹細工仲間の作品(Ⅱ) [竹細工]

久しぶりに竹細工の話題です。

約2年半前に、藤が丘地区センターで竹細工クラブを立ち上げて以来、みんな楽しみながらいろいろな種類の竹細工作りに励んでいます。クラブ名は藤が丘バンブーウェア(FBW)です。指導者は20年以上の竹細工経験のあるKENさんです。インドアプレーン仲間のKENさんを師匠にして、藤が丘地区センターの工芸室を借りて月2回(1回6時間)開催しています。現在KENさんのもとで8人の弟子が学んでいます。

以前にも「竹細工仲間の作品」を紹介しましたが、今回はその後の作品をいくつかご紹介します。

まず、師匠のKENさんの作品です。これは麻の葉編みで作った浅かごです。青竹のアクセントが効いています。果物を盛り付けたり、お茶菓子を乗せたりして使います。
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これは漆塗りの箱の窓に竹細工を仕込みました。漆もKENさん自身が塗ったものです。
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中に何を入れるかはそれぞれですが、KENさんらしく九谷焼の徳利が出て来ました。
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これは網代編みで作った花かごです。
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次はKOBUさんの作品です。KOBUさんはとても器用な人で、短期間にいろいろな技術を習得して数々の魅力的な作品を手がけています。今ではKENさんの師範代のような役割をしています。
これは六つ目菊編みで作った果物かごです。果物がより美味しく感じられます。
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これもKOBUさんの作品です。インドアプレーンを入れる格納箱に貼り付けるためのネームプレートです。藤が丘インドアプレーンクラブ(FIPC)の文字を、網代編みで浮かび上がらせています。
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これは青山さんが八つ目編みで作った色紙掛です。竹細工の裏に和紙が貼り付けられています。
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これも青山さんの作品です。花瓶などを乗せるための敷板です。青竹、白竹、表面焦がし竹の3種類の色をうまく使った網代編みで仕上げています。
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これは斉藤さんの作品の手提げです。挿し六つ目編みで作ったかごに取手を付けて、中に入れるものを保護するために布地でカバーされています。
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これは長澤さんが作った手提げです。網代編みで作ったかごをもとに仕上げています。
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これも長澤さんの作品の花かごです。内側から編み上げて外に折り返す高度な技術で編み上げられています。
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これも長澤さんが作ったトンボです。ヤジロベエ(弥次郎兵衛)の原理でバランスされているトンボが4匹、細い竹の先に止まっています。
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これは今年入会した須崎さんが初めて作った作品です。取手付きのかごです。
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これは私の作品です。以前のブログで「文箱」や「マガジンラック」をご紹介しましたが、今回は写真立てを作りました。小さな屏風の構造で、裏表両側が使えるようにしました。横位置のLサイズ写真を4枚ずつ裏と表に貼ることができます。表は六つ目菊編みで作りました。
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裏は挿し六つ目編みです。
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蝶番は屏風の表装技術を使ってどちら向きにも曲げられるようにしました。
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まだまだ作品がありますが、長くなりますのでこの辺で。これからも優れた作品や面白い作品をご紹介したいと思います。

今回の写真の一部は、KOBUさんが撮影したものを使わせていただきました。お礼申し上げます。

マガジンラック [竹細工]

以前に竹細工の文箱を作りましたが、次に何を作ろうかと考えていました。とりあえず六つ目菊編みを使って六角形のパネルを作り、それをどう発展させるか考えました。その当時のことは以前のブログ「竹細工の道具」に書いています。その時は六角形の宝箱を作ろうと思っていましたが、あまりにも膨大な竹細工パネルが必要なために断念しました。
その代わりに作ったのが、このマガジンラックです。最初に六角形のパネルの竹細工を作ってから、4ヶ月以上経ってやっと完成しました。師匠のKENさんや仲間のKOBUさんのアドバイスを受けて、途中からいろいろ仕様変更しました。その結果、最初に私が思い描いていたマガジンラックよりはるかに良くなったと思います。KENさん、KOBUさんに感謝しています。

これが完成したマガジンラックです。両サイドに六角形のパネルを配置し、前面、底面、後面に長方形のパネルを貼り付けました。大きさは、A4サイズの本が2冊横に並べられる寸法にしました。
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出来上がるまでの途中経過を示します。
これが両サイドに用いた六角形パネルです。パネルの表は六つ目菊編みで作りました。大きさは一辺が18cmです。六角形の対角同士の長さは一辺の長さの2倍で36cmあります。パネルの縁はチーク材を使いました。茶色は原木の色そのままです。本当は縁の部分も竹材か籐で作りたかったのですが、組み立てた時の強度を持たせるためには木を使わざるを得ませんでした。
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これが六角形パネルの裏面です。挿し六つ目編みで作りました。上部には取っ手を付けるための穴が開いています。
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前パネル・底パネル・後パネルの表面です。パネルの寸法は18cm×43cmです。A4サイズの短いほうの一辺が約21cmですので、それが2つ入る寸法(43cm)にしました。
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前パネル・底パネル・後パネルの裏面です。
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表の模様は六つ目菊編みです。3mm幅の表面削り竹の六つ目と、その2倍のピッチの3mm幅の表面焦がし擬似黒竹の六つ目編みを重ねて、その間に1.5mm幅の白竹を6方向に差し込んでいます。
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裏の模様は挿し六つ目編みです。6mm幅の青竹の六つ目の間に3mm幅の表面焦がし擬似黒竹を挿し込み、さらに1.5mm幅の白竹を3方向に差し込んでいます。
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これらのパネルを接着した状態です。
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横から見たところです。
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これは、立てて底面が見えるようにしています。普段は見えない底面にまで竹細工を入れる必要はなかったのですが、気分的にここにも入れたくなりました。
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上には取っ手の黒竹を、そして下には足の部分の黒竹を付けました。 これらはKENさんのアドバイスによるものです。最初は取っ手の部分と足の部分はチーク材で作ろうとしていましたが、黒竹にしたほうがはるかに見栄えがよくなりました。
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KENさんが、節間20cmほどの大きな黒竹を見つけて来てくれましたので、それを二つに割って足の部分にしました。
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本の背もたれの部分も最初はチーク材で作りましたが、これもKOBUさんの勧めで黒竹にしました。やはり竹細工の作品にはできる限り竹を使うのがいいですね。
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これは完成したマガジンラックを横から見たところです。
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早速、本と新聞を入れてみました。出来具合に満足しています。
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今夜は完成祝いに焼酎のお湯割りでも飲みましょうかね。

竹細工仲間の作品 [竹細工]

新年明けましておめでとうございます。いつも私のブログへのご訪問ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今日は竹細工仲間の作品をご紹介します。

竹細工グループの結成はおよそ1年半前のことでした。インドアプレーン仲間のKENさんと話をしている時に決まりました。KENさんはたいへん多趣味な人です。陶芸、カラー魚拓、スポーツ吹矢、インドアプレーンなど幅が広いです。そして竹細工はプロ顔負けの作品を作ることができます。20年以上もの経験があります。KENさんの竹細工作品を見た仲間が感動して、誰言い出すともなく「KENさん竹細工を教えて下さい」という雰囲気になりました。KENさんの快諾を得て、藤が丘地区センターの工芸室を借りて月2回(1回6時間)の教室を開催しています。
今ではKENさんを師匠として7人の弟子が学んでいます。
みんな好き勝手に作りたい目標を決めて、KENさんのアドバイスを受けて楽しみながら作っています。一日で出来上がるものもあれば何ヶ月もかかる作品もあります。

作品は数多くありますが、今回は先日地区センターで展示した作品の中からいくつか紹介します。
まずはKENさんの作品を紹介します。これは網代編みで作った小箱です。2Lサイズの写真などちょっとしたものを入れておくのに洒落た一品です。
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これも網代編みで作った籠です。何に使うかは使う人の思いのままです。
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これも網代編みの少し深めの籠です。内側には和紙が貼ってあり、鳥獣戯画に出てくる蛙や兎がプリントされています。
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これは以前にも紹介しましたが、おにぎり入れです。中の籠におにぎりを入れ簀子でくるりと巻いて使います。
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これは手の込んだ六つ目菊編みの深籠です。これもいろいろな使い方ができそうです。
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これは一輪挿しです。KENさんの手に掛かるとあっという間に出来上がってしまします。
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これはSさんの作った枕元ランプ(行灯)です。この作り方ユニークです。風船を膨らまして黒竹を貼り付け、竹の間にいろいろな色の和紙を貼ってランプの傘を作ったものです。和紙が乾いたら中の風船は取り去り、このような素晴らしい照明器具が出来上がりました。
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これからKOBUさんの作品を紹介します。KOBUさんは私と一緒に竹細工を始めましたが、メキメキと頭角を表し、今ではみんなからKENさんの片腕と思われています。
これはKOBUさんの得意な籠の一つです。てっせん編みで籠の底板を作り、その周りを3mm幅の表面削り竹で立ち上げています。
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これは底板を網代編みで作った籠です。
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これは二重六つ目編みで作った色紙掛けです。可愛い色紙が飾られています。
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私の作品はまだまだです。これは八つ目編みで作った色紙掛けです。丸いはずの色紙掛けががかなりいびつです。適当な色紙がなかったので、私の撮った2Lサイズの写真を貼りました。
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竹細工グループには楽しい仲間がそろっています。教室の時は手を忙しく動かしていますが、それと同じくらいに会話も弾み笑いが絶えません。みんながそれぞれに違う作品を作っていますので、お互いに刺激になります。誰かが素晴らしい作品を作ると、それを真似して他の人が作ることもしばしばです。

竹細工の道具 [竹細工]

竹細工を習い始めて約1年半になります。まだまだ駆け出しですが、作るたびに新しい発見があり、楽しく学んでいます。
今日はそんな竹細工の道具の紹介と最近の作品をご紹介します。

竹細工を作るにはいろいろな道具が必要です。その中の大半はホームセンターでも買える汎用品です。ナイフ、ペンチ、ニッパー、ピンセット、鋸、などです。ただ、どうしても竹細工に必要な特殊な道具がいくつかあります。

これは竹割用のナタです。この切れ加減が絶妙なのです。切れすぎず、鈍すぎず、竹の繊維を傷つけないで素直に竹を割るには最適です。これ一本で筒状の竹から竹細工に使う厚さ0.3mm、幅3mmくらいの材料を切り出すことができます。
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これは竹細工の師匠のKENさんが作った幅決め道具です。ナタだけで大雑把には竹の幅を決めることができますが、正確に決めるにはこの道具を使います。二枚のカンナの刃を向かい合わせて、その刃の間隔を必要な幅に固定します。この間に竹を通すことによって正確に幅を決めます。
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竹の厚みもナタで大雑把には決まりますが正確にはこの道具を使います。これもKENさんの手作りです。横に置いたテフロンのスペーサと同じ厚みの竹を削り出すことができます。
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これはこうもり傘の骨を使った竹通しです。1~1.5mm幅の細い竹を狭い隙間に通すためには不可欠な道具です。
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竹細工に用いる竹は真竹を使うことが多いです。これは節と節の間隔が長く、割り易いためです。真竹の表面加工にはいくつかあります。①そのままで青竹として使う、②表面の薄皮を削いで綺麗な表皮が出た状態で使う、③表面をバーナーで焦がして黒竹のようにして使う(擬似黒竹)、④苛性ソーダで煮て色素を抜いて白竹として使う場合などがあります。

この写真は真竹の表面をバーナーで焦がした擬似黒竹です。節と節の間隔は長いもので45cmあります。黒竹を使うほうが見栄えも良いのですが、黒竹は節間が比較的短いので節のない長い竹を使いたい場合には擬似黒竹を用います。
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この4本の竹から節の無い部分だけを切り出したものです。
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最終的に6mm幅の竹を使えるようにするため、竹筒状態から7mm幅に切り出したものです。約1.8mの真竹1本分から切り出した竹がこうなりました。
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こうやって竹の材料を揃える迄がたいへんです。竹を買って来てから竹細工が完成するまでの時間の7割は材料準備に掛ってしまいます。

材料が揃えば、あとは組み上げる作業に入ります。作例をご紹介します。こればKOBUさんが作った挿し六つ目編みによるお盆です。
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編み目を拡大してみると、6mm幅の青竹の六つ目編みの間に、3mm幅の擬似黒竹を挿し込んで作られています。さらに1.5mm幅の晒し白竹がアクセントを添えています。
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このお盆はリバーシブルで裏表両面が使えます。裏面は六つ目菊編みで作られています。KOBUさんはこのお盆をテーブルの上に置いて、上に果物などを乗せて使っているそうです。その日の気分で裏と表を使い分けています。

これは私が作成中の六つ目菊編みで作ったパネルです。実はこのパネルを何に使おうか未だに悩んでいます。これに飾り紐を付けて色紙掛けにするのが一番簡単ですが、この周りにも竹細工を入れて照明器具にすることも可能です。仲間はこれを蓋にして六角形の宝箱を作ったらどうかと勧めてくれます。宝箱など作っても入れるものがありませんが、チャレンジとしては面白いです。今完成しているのは、箱の上蓋の天井部分だけですから、上蓋の壁面、内箱の壁面にそれぞれ6枚×両面で計24枚の竹細工が必要です。上蓋の内天井面と内箱の底面にも必要です。全部であと26枚、一年掛かりの計画になりそうです。
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このパネルの編み目を拡大したものがこれです。3mm幅の表面削り竹と擬似黒竹で作った六つ目編みを1.5mm幅の表面削り竹で六方向に結んでいます。
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まだまだ完成までは道遠しですが、何を作ろうかと考え込むのも嬉しい悩みです。

竹細工の文箱 [竹細工]

竹細工を習い始めて1年になります。これまでは簡単な籠や一輪挿しなどを作りました。少し本格的なものを作りたいと思い、実力以上に無理をして文箱の作製にチャレンジしました。A4サイズの文箱です。途中、師匠に助けられる場面もありましたが、何とか完成しました。

材料の準備から数えると5個月くらい掛りました。これが全体の写真です。上蓋は床面から5ミリほど浮いており、手を入れやすくしています。上蓋と内箱の枠組みをチーク材で作り、天板、底板、側板に竹細工を配置しました。上蓋は六つ目編み、内箱はあじろ編みを使いました。
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これが半分開けた状態です。
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上蓋を取った状態です。
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上蓋の竹細工は六つ目菊編みで作りました。
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一マスを拡大したものです。2ミリ、3ミリ、そして5ミリの3種類の幅の竹を用いました。
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これは上蓋の側面の竹細工です。同じく六つ目菊ですが、天板より少し小さめです。
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上蓋の内側には和紙を貼っています。
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内箱の底板は交色あじろ編みを用いました。これは不本意な出来です。交点で竹がはみ出さないように作らなければいけないのですが、竹が厚すぎたために竹と竹の間を密着出来ませんでした。
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内箱の側面にもあじろ編みを用いましたが、これは花ますあじろにしました。側面は表面からも内面からも竹細工が見えるようにするため、竹細工を2枚貼り付けたものを用いています。2枚とも同じ花ますあじろにしました。
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これは内箱の底を裏から見たものです。底は見えないから竹の裏地をむき出しにしましたが、後で考えるとやはりここも和紙を貼るべきでした。
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これは内箱にA4サイズの用紙を入れたところです。使い勝手からすれば両脇に5ミリくらい余裕を持たせるべきでした。
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一応文箱が完成しましたが、反省点も多いです。次回作る時はもう少しうまく作れると思います。それにしてもこの文箱に何をいれましょうか。とりあえず、年金証書でも入れときましょうかね。

完成までにずいぶん時間がかかりましたが、それなりに達成感があります。次はもう少し難しい竹細工にチャレンジしたいと思います。

竹細工とインドアプレーンの展示会 [竹細工]

竹細工もインドアプレーンも、田園都市線藤が丘駅の近くの「藤が丘地区センター」で練習しています。いま藤が丘地区センターではセンターまつりが開催されています。その一環として、藤が丘インドアプレーンクラブ(FIPC)と藤が丘バンブーウェア(FBW)は合同で展示会を行っています。
藤が丘地区センターの棚に10個以上の竹細工と10機ほどのインドアプレーンを展示しました。これは竹細工の側から撮った写真です。
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前のブログでも書きましたが、竹細工の先生はFIPC会長のKENさんです。KENさんは多彩な趣味の持ち主で竹細工も20年近い経験があります。今回の展示会ではKENさんの作品が大半ですが、KOBUさんやAoさんも素晴らしい作品を展示しています。私はまだ展示できるほどの作品が作れていません。修行中です。

真ん中の色紙掛けはAoさんの作品です。色紙の揮毫もAoさん自身の手によるものです。FIPCとFBWには多趣味な人がそろっています。
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これはKOBUさんの作品です。半年足らずでこれだけの作品が作れるようになったのは凄いことだとKENさんもびっくりしていました。
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これもKOBUさんの作品です。
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これは師匠のKENさんの作品です。上下の黒塗りの木の部分は漆塗りの上に金泥を振った豪華な作品です。
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これもKENさんの作品です。竹かごの上に和紙を張り、その上から柿渋を何度も塗った素晴らしい作品です。
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現在FBWのメンバーはKENさんのほかに、男性3名、女性3名の小グループです。展示には会員募集も掲載しました。
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同じ棚にインドアプレーンも展示しました。昨年も展示しましたが、今年は別の機種も展示しています。
これはOさんの角胴機です。
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これはFIPCで最も経験豊富なSさんの複葉機です。迫力があります。
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FIPCとFBWの展示は11月27日まで行われます。

竹細工始めました [竹細工]

「藤が丘インドアプレーンクラブ(FIPC)」の会長のKENさんは多趣味です。自分のブログ「多趣味な生活」でもその一端を紹介されています。KENさんは、竹細工の趣味でも20年近い経験を持つベテランです。FIPCのメンバーの発案で、KENさんを先生にして藤が丘地区センターに竹細工教室を開こうということになりました。

まず、名称をどうしようかということになりました。「藤が丘竹細工クラブ」ではあまりにも一般的で面白くないというので、いろいろな候補を考えた結果、「藤が丘バンブーウェア(FBW)」に決定しました。発足時のメンバーは、KENさんを先生として、生徒はFIPCの3名の他に女性が2名加わりました。クラブの会長はFIPCのAoさんが務めることになり、幹事は私がやることになりました。

生徒5名はすべて竹細工の経験がありませんので、基本的なことから教えてもらうことになりました。まず、道具の準備です。竹ひき鋸、竹切り刀、竹用ハサミなどをKENさんがまとめて購入してくれました。竹を一定の幅に切り揃えたり、薄く削るための特別な道具は、当面KENさん個人のものを借りて使用し、そのうちにクラブの備品として揃えることにしました。

作業はまず竹を割るところから始めました。直径6cmくらいで長さ1mほどの真竹を使いました。これを6mm幅の竹に割るのですが、これが意外に難しい。割り始めの位置は物差しで測って正確に6mmにするのですが、割り進むにつれて細くなったり広くなったりします。とくに、節があるところを割ると幅が大きく変わることがあります。

一定の幅の竹が切れたらその皮の部分を1㎜以下の厚みに剥がします。これも最初はなかなか難しい。剥がしていくうちに、次第に薄くなって切れてしまうことがたびたびでした。やっと作れるようになりました。下の写真は上にあるのが、幅6mmで長さ約60cmの竹です。厚みはバラついていますが、1mm以下の薄さに削ることができるようになりました。写真の下にあるのは、長さが約40cmで節のない竹です。それぞれ20数本あります。これが長さ約1mの竹から切り出した材料です。
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道具を使って、この竹を正確に4mm幅に揃えます。厚みも正確に0.5mmに揃えます。そうやって準備した竹を使って編んでいきます。これも初めはたいへんです。あれっ、どっちの竹が上だっけという感じです。でもKENさんが編むとあれよあれよという間にできあがります。KENさんの動きを動画でご覧下さい。


これは私が作った竹細工の第一号です。
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今回作った篭は4mm幅の竹を使いましたので網目の隙間が大きいです。底に別の竹を入れて補強しました。
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なんとか格好が付きました。KENさんの手取り足取りの指導のおかげで、初めての作品にしては良くできたと満足しています。でもこれはまだ完成品ではありません。さらに取っ手と脚をつける予定です。

師匠のKENさんの作品を紹介しましょう。私から見ると雲の上の作品です。これは小物入れです。真竹・黒竹の竹細工を木工細工と組み合わせた素晴らしい作品です。私もこのような素晴らしい箱が作れるようになったら、ぜひインドアプレーンの格納箱を作ってみたいと思っています。
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もう一つ師匠の作品です。これは何だと思いますか?巻き寿司を作る簀の子の高級品のようにもみえますが・・・。
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実はお弁当箱、というより御握り入れです。こんな素晴らしい入れ物に御握りを入れて出かけたら、さぞかし美味しく感じられると思います。
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竹細工駆け出しの私からみるとKENさんの作品は素晴らしいものばかりです。少しでも師匠に近づきたいと思っています。
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