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ローカル線の旅 [旅]

最近は第三セクターの運営するローカル線が多くなっていますが、ローカル線自体は昔からありました。ローカル線は旅情豊かな場所を走ることが多く、そしてこよなくそのローカル線を愛している地元の人たちから聞ける人情味豊かな話は、心をほのぼのと暖めてくれます。ローカル線に乗ってのんびりと車窓の景色を眺めていると、旅に出たことを実感します。

2007年の9月に職場の爺さん仲間と千葉の安房小湊へ行きました。往きは車に便乗させてもらいましたが、翌日他の爺さんたちはゴルフをやるというので、私だけ電車で帰りました。この時、初めて千葉のいずみ鉄道と小湊鉄道に乗ってローカル線の旅を楽しみました。
朝6時半に爺さんの一人に車で送ってもらってJR安房小湊駅へ行き、そこから勝浦まで列車に乗りました。勝浦では朝市が開かれており、あちこちの店を冷やかした後、再びJRで大原へ行きました。

大原でいずみ鉄道に乗りました。その途中の車窓の景色を楽しみました。子供のように一番前の運転席の横に陣取り、移り変わる景色を眺めて悦に入りました。
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乗った列車は途中の大多喜止まりでした。ここには大多喜城があり、駅舎も城の形をしています。
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次の便までの45分ありましたので大多喜城まで歩いてお城を見物しました。
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大多喜駅に上総中野行きの列車が入って来ました。
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この列車に乗り込みました。一車両に10名いるかいないくらいの乗客数です。ローカル線の経営の難しさが実感できますが、この乗客の人たちにとっては大事な交通手段なのです。
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外房から内房へ向かう時は、上総中野駅はいずみ鉄道の終点であり、小湊鉄道の始発駅です。向こう側の黄色い列車がいずみ鉄道、そして手前のオレンジ色の列車が小湊鉄道を走ります。
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上総中野駅で乗り換えた小湊鉄道の列車は終点の五井行きでした。
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これが上総小湊駅の小湊線の時刻表です。平日・休日ともに一日5本です。一本乗り過ごすと3時間以上待たなくてはなりません。朝のラッシュアワーの時に3分おきに来る電車とは全く違います。このダイヤを見ていると、3分おきにくる電車を乗り過ごして悔しがる自分に腹立たしさを覚えます。
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この日は朝から雨模様でしたが、小湊鉄道に乗ってから雨が本格的に降ってきました。この日は養老渓谷で途中下車して写真を撮るつもりでした。でも、養老渓谷の駅の改札を出ようとすると駅員のおばさんに、「これから写真撮りに行くの?この雨じゃ無理だよ、外を見て来てごらん。2,3分なら列車を止めといてあげるから」と言われて、外に出ると土砂降りでした。急いで駅に戻ると、おばさんが「やっぱり、無理でしょう~」と笑って列車を指差しました。この列車は2,3分とはいえ、私のために止まっていてくれたのです。おばさんに、「ありがとう」と手を振って列車に乗り込みました。ローカル線の有り難味を噛み締めながら帰途に着きました。

これは上総中野駅の案内板です。この時乗ったいずみ鉄道と小湊鉄道の主な場所が全て掲載されています。
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これまで他のローカル線にも幾つか乗りましたが、何れも心に深く残っています。ローカル線はいいものです。経営者の方々はたいへんでしょうが、末永く運営してほしいと思います。

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